犬のマッサージ | 持病を持つ犬への注意点

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日本ペットマッサージ協会認定ペットマッサージセラピストによる「犬のマッサージ注意点」の解説。マッサージを始める前に、安全に、犬に快適に楽しんでもらうための注意点を学ぶ必要があります。

疾患を持つ犬の場合、事前に獣医師に相談を

マッサージは正しく行えば犬にとってメリットの多いものです。一方で、マッサージを行う場合、特別な注意や配慮を必要とする犬もいます

疾患を持つ犬の場合がそれにあたります。以下に当てはまる犬へのマッサージは、事前に獣医師と相談するようにしましょう。

1:心臓病・腎臓病・肝臓病の場合

マッサージによる血行増進が、上記疾患の場合、体の負担になることがあります。事前に獣医師にマッサージを行う相談をし、行う際は短時間で切り上げるようにします。

2:関節炎

関節炎が落ち着いている場合、優しく適切なマッサージは痛みの軽減や回復に役立ちます。一方で強いマッサージや関節炎の状態によっては、マッサージはむしろ悪化につながる場合があります。

必ず担当の獣医師とよく相談して行うことが大切です。

3:てんかん

てんかんを持病に持つ場合も、事前に獣医師へマッサージを行なって良いか相談してください。

犬にはツボ(経穴。中国古典医学で用いられる鍼灸で刺激されるポイント)があり、てんかん発作の予防に良いとされるものもあります。

4:腫瘍

腫瘍のある箇所ヘのマッサージは禁忌です。それ以外の部分にマッサージを行いたい場合、事前に獣医師に必ず相談してください。

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