
犬にマッサージを行わない方が良い場合があります。以下場合はマッサージを避けましょう。
マッサージを行わない方が良い場合
1:出血がある
ケガ、術後、病気などで出血がある場合、マッサージは避けましょう。
2:骨折・打撲・腫れのある箇所
骨折、打撲、腫れのある箇所へのマッサージは禁忌です。
3:犬が嫌がる
人に触れられることに慣れていない犬はマッサージを嫌がることがあります。無理強いをすると却ってストレスになるため、マッサージを行うのは避けましょう。
これまでマッサージを受け入れてきた犬が、急に嫌がるようになった場合、痛みや体の不調が原因の可能性があります。早めに獣医師に相談しましょう。
4:リンパに腫れがある
感染症やリンパ腫の可能性があります。速やかに動物病院を受診してください。
普段から犬の体表に近いリンパ節の位置を知っておくと良いでしょう。わかりやすいのは以下の4つです。
- 頸部(けいぶ)リンパ節
- 腋窩(えきか)リンパ節
- 鼠径(そけい)リンパ節
- 膝下(しっか)リンパ節

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5:発熱時
発熱時にマッサージは禁忌です。
6:マッサージを行う側が疲れている場合
マッサージを行う側のコンディションも大切です。疲れている、イライラしている時を避けましょう。行う側に余裕があり、精神的にリラックスできる状態にあることも大切です。